
死者の冥福を祈るために、(年忌法要)法事を行います。法事には追善回向の意味があります。
極楽浄土と言いますが何が極めて楽なのか。
それは現世に付き物の苦労(例えば空腹や暑さ寒さなど)から開放され、ひたすら仏の教えを信じ
実践するのに最適であるから極楽というのです。
ここでの修行の糧として大切なのは生前に積んだ善行の功徳なのです。
遺族は死者の冥福のためにこの現世で死者に代わって善行を行い功徳を積むことが大切なのです。
このことを追善といい、このようにして積んだ功徳を法事の際に、死者への供養として回向します。
回向とは功徳を我が物とせずに他に振り向けるということです。大勢の人を集ねてご馳走をしても
追善の心が無ければ本当の供養にはなりません。
善行とは何か。最もすばらしい善行は、自らの心に仏さまを頂きその慈悲心を実践することです。
法事は忌中の初七日から七七日(四十九日)までは七日ごとに行ないます。
次ぎは百ケ日。「年忌法要」一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、
二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌、百回忌と行います。
暦などに回忌表があるので確認しましょう。
注意することは、法要は命日に行うのが基本ですが、諸事情で出来ない場合は
命日を過ぎてはいけません。命日までに執り行うようにしましょう。
平成25年度年回表
一周忌 |
平成24年亡 |
三回忌 |
平成23年亡 |
七回忌 |
平成19年亡 |
十三回忌 |
平成13年亡 |
十七回忌 |
平成 9 年亡 |
二十三回忌 |
平成 3 年亡 |
二十五回忌 |
平成 元 年亡 |
二十七回忌 |
昭和62年亡 |
三十三回忌 |
昭和56年亡 |
三十七回忌 |
昭和52年亡 |
四十三回忌 |
昭和46年亡 |
四十七回忌 |
昭和42年亡 |
五十回忌 |
昭和39年亡 |
百回忌 |
大正 3 年亡 |
◆法事・月参り等お気軽にご相談ください。


